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点滴

点滴

12 月 11, 2004

水曜から風邪が原因とみられる嘔吐・下痢を繰り返していた次男。一旦は収まったものの金曜には再び症状が悪化。さらにはカミさんも同じ症状で寝込んでしまった。しょうがないので会社を休みにして一日看病とハウスハズバンドに明け暮れた。2時過ぎに次男を近くの病院に連れて行く。話を聞くと先週から同じ症状の風邪が流行してるんだそうな。軽い脱水症状を起こしていると云われ点滴を勧められ、ちょっと悩んだ。4歳の甘えん坊が、長い針を刺したまま2時間の点滴に堪えられるだろうか? だが最も効果的な方法だとの説明もありチャレンジしてみるコトにした。長い針が手の甲に差し込まれていく、、、でも本人はキョトンとして無表情のままだ。痛くないのか?と聞くのだが本当に痛くないらしかった。先生にエライね〜と云われても無表情のままだ。単にボーっとしているだけなのか? とりあえず200ccのをコロコロ(先生談)にぶら下げて、空いてる診察室に移動しベッドに横になる。点滴が終わるまでこのベッドで安静にしていろというコトのようだ。あわよくば寝てくれるかとも思ったのだが、なかなか落ち着かないので、この際だからと小児科の待合室にあった本を片っ端からつかんで持っていっては読んで聞かせる。それでも最初の15分くらいは大人しく声に耳を傾けていたのだが、そろそろと退屈しだして家に帰りたいと手足をジタバタ。そのうち顔を腕で覆ってシクシクと泣き出してしまった。見かねた年配の看護婦さんに、立って遊んでてもいいんだよ、と云われてちょっと気が楽になったのか、抱っこして無人の待合室に移動して、二人でヒーロー物の絵本を読み出す頃には徐々に顔色も良くなり、なんとかかんとか一本目を終えるコトが出来た(所用時間ほぼ一時間)、、、さすがに二本目は辞退し精算を済ましてそそくさと家に帰った。カミさんも点滴打ったという話には驚いたようだったが、食べる度に戻していた次男の症状が明らかに改善され、今朝も朝早くから兄弟ケンカするくらいに元気になったのだから、点滴侮り難しといった感じである。

写真の詳細情報 (Exif情報)

Resolution: 120 x 160
Camera make: KDDI-SN
Camera model: A5404S

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