今季は、先週末に行った新潟県・かぐらスキー場が初ゲレンデとなった。今季、雪不足にあえぐ本州の各スキー場。プリンス系列の中では標高の高さを生かした上質の雪を売りとするこのスキー場も例外ではない。さて、この日は一大スキーエリア湯沢の中で、か細いトレールしかない苗場とここしかオープンしていないこともあって、まずはロープウェーに乗るまでに1時間の立ちんぼ。降りた所から送迎バスに乗りゴンドラの終点に着くまででさらに30分、、、。着いた頃には正面ゲレンデには全面のコブ、ゴンドラ下の初心者用コースにはゲレンデ内に長蛇の列が出来てしまい、一旦滑り降りてからハイクアップして最後尾に並ぶといった終末的様相を呈していた。それでも天然雪交じりのゲレンデと青空の開放感で数本滑ったのだが、先シーズン圧迫感が辛くて投げ出していたステップインブーツが案の定痛み出し、余りにも辛いので数本滑った後一旦休憩を取った。レストハウスでは先シーズンお世話になったF氏やY 氏に再会。Y氏には自家製の凄いブツをご馳走になり、その洗練された風味に感嘆の舌鼓を打った、、、ご馳走サマでした! その後、数本滑ったがやはりブーツの締め付けが辛く、せめて周囲を偵察しておこうと、クローズになっているコースから田代湖方面を写真に収めて、この日は終了と相成った。
この日、当初は得意の新幹線始発でサクッと行って夕方には帰宅の予定だったのだが、新潟中越地震の影響で始発から1時間後の7:00発までは(現在の)終点越後湯沢駅まで行く便は無し。しかたがないので取りあえず高崎までは行ったのだが駅の待合室で結局ゴロ寝モード。越後湯沢駅も12月中旬の週末とはとても思えないほど閑散としていて、コンコース内の各売店もほとんどシャッターが下りている状況には、少なからぬショックを受けた。被災地の皆さんの事を思うと遅い降雪であって欲しいとも思うのだが、湯沢のこの状況もまた地場産業に大打撃を与える可能性が大きい。いずれにしても異常気象を引き金として大きく何かがずれ始めていることは確かだ、、、。
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