気象庁の予報の通りに、強い寒波はやっとこさ収束に向かったようで、今朝9時までの24時間の降雪量が51cmにも達した(*柳ケ瀬)滋賀県を除けば、各地の警報も注意報へと緩められたようだ。とはいえ山岳地帯には引き続き冬型の気圧配置からくる降雪がしばらく続くと思われるので雪崩等に関して十分な警戒が必要である。この7日間の累積降雪量(*前日9時と当日9時との差の合計)で見ても、新潟県・小出/十日町の128cmを筆頭に上位10位が全て1m以上の降雪となっている。気象庁予報部発表の<強い冬型の気圧配置に関する全般気象情報・第9号>によれば、
日本の上空を覆っていた寒気は弱まりつつあり、冬型の気圧配置はゆるんできました。このため強い冬型の気圧配置に伴う暴風・高波や広い範囲での大雪は峠を越えました。しかし、現在も東北地方の日本海側や北陸地方、関東甲信地方北部、岐阜県、近畿地方北部で3時間に10センチ前後の雪が降っているところがあります。冬型の気圧配置は7日頃にかけて続く見込みで、日本海側の地方では山沿いを中心に引き続き大雪に注意が必要です。ここ数日の大雪で日本海側の地方では山沿いを中心に積雪が急に増え、なだれが発生しやすくなっています。また西日本の平野部を含め、広い範囲で積雪となっている上、夜間早朝は広い範囲で氷点下の冷え込みが予想されます。積雪や路面凍結による交通障害、水道凍結などにも注意してください。
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