なんと珍しくもこの時期に土日が休み!とゆーことで我が家ではクリスマスを前倒しでやってしまいました(笑) とはいえ家に籠もるのもアレだったので、パリ出張のついでに買ってきた自分用<PIEPS DSP>と、既に所有している<PIEPS FREERIDE><TRACKER DTS>の3機種を相手に習熟訓練してみました、いわゆるビーコントレですか。といってもまずは複数あるスイッチの機能を知らねばならず、かといって現地買い付けにつき<日本語解説書>は付いていない訳で、まずは英語と格闘、その後付属のDVD鑑賞、、、(笑) 意外とこれが実践的なシロモノで、雪崩救助犬なんかの活躍にはちょっと心踊ったりもして、、、。で、良く意味の分からない単語や機能は実地でとゆーことで、近所の人に怪しまれながら家の前の道路にてお試ししてみました。
感想としましては、PIEPS DSP君、<非常にヨロシイ!><excellent!><trs bien!><최고!>、、、。具体的に書きますと、①カタログ性能である60mまで間違いなく受信、②リアルな距離と方向を表示する、③複数捜索時のマーキングが素早く実用的な反応、などなど。その他、初号機発売以降に出てきた問題の多くはこのバージョン(Ver6.2)では解決されていて、例えば複数捜索時にアナログビーコンの信号をロストしてしまう問題などは解決されたようです。
まとめますと、このビーコン、現場でもかなり使えると思われ。というか、もう以前のビーコンには後戻り出来ない感じ?(笑) 10年間使ったアナログビーコン<SOS F-1>の後を受けて満を持して?購入したデュアルアンテナ<TRACKER DTS>と比べてみてもその差は一目瞭然。複数捜索で考え込んでしまう、捜索距離が短いなどの不満は、この三本アンテナ君では解決されておりますね。ビーコントレでの苦手科目<複数捜索>や<誘導法>もこれからは楽しみに変りそうな勢い(笑) 一方、先に購入した<PIEPS FREERIDE>には不満が募る結果となりました。まず、距離表示がいい加減、受信電波の山(ピラミッドの高さで表示)が分かり辛い、などなど。最大捜索距離に関してはTRACKER DTSも大差ない感じ、、、これまた逆な意味で悩ましい結果に(笑) あと、PIEPSの二機種は互いを5cm以下まで近づけるとエラー表示を出しますね(E04と表示) これは本体側の異常ではなく、強い電波が干渉した際に出る表示のようで、離すと復帰します。携帯電話や無線、その他電子機器(DSやPSPの?)を近づけるのも良くないと書かれていますが、今回のテストではそのようなエラーは出ませんでした。
今年の秋に北海道モエレ沼で行われたPIEPSの代理店主催の<ビーコンクリニック>に参加されたguroさんの記事を見つけました。
http://moon.ap.teacup.com/guro/258.html
投稿情報: wish | 2008/12/25 15:37