先週末は、久々に職場の山繋がりgolgo氏からお誘いを受け、5年振りの富士山須走ルートへ行って来ました。前回は、ツボ+アイゼンで嵌りまくり九合五尺での敗退でしたが、今回は、スプリットボードの力を借りて、なんとか時間ギリギリで頂上を踏むことが出来ました。その代わり、滑走パートはガリガリボコボコとの戦い…。今季の締め?としては若干ショッパイものとなりましたが、独特の高度感と開放感、標高差1500m以上を一気に滑る快感は、まだまだ尾を引きそうです (Photo: golgo)
前日23時ピックアップながら、例によって2時間ほどで須走五合駐車場着…いつぞやとは違って、かなり混んでます 前回同様、車脇にテントを張り、お疲れさまのプシュ!の後、仮眠… 翌朝は5時起き、6時出発で、まずは残雪の末端を目指してブル道を詰めて行きます。今回は、GWの高谷池ヒュッテで同宿となったカヨさんも同行。1時間ちょっとで末端到着、なのですが明らかに雪が少ない&汚い… 泣く泣くスキーモードにチェンジして登行開始。思いの外、春のザラメへのシール食い付きは良かったのですが、柔らかいザラメに板がズレることも多くなり、八合を待たずしてスキーアイゼンのお世話になりました。途中、標高3,250m辺りの小休止後から頭痛と吐き気という軽い高山病の症状が出てペースがガクっと落ちたのですが、意識的に深い呼吸をすることで、なんとか体も動くようになり、タイムリミットと定めた午後3時までには念願だった残雪期の山頂を踏むことが出来ました。
最大の楽しみ、滑走。ところが前回とは違い、同じ午後3時でも今回の斜面は既にガリガリコチコチ… 滑走を楽しむというよりも、如何に安全に高度を下げるか?といったギリギリの滑走が六合目近くまで続きました。とはいえ、前回ディープ過ぎるザラメにノーズを食われた某所は、今回もまたひたすらディーープ!今回もザラメのスプレーが深々と上がりましたよ その後は、ボコボコ斜面を末端まで滑り、砂礫の下山路を一時間近く下れば、懐かしい五合目駐車場…みなさんお疲れさま、でした
今回、golgo氏のカメラも一眼レフにグレードアップ。二人でお互いを撮り合いながら滑っておりたので、大量の写真を頂きました。被写体はともかく、良い写真も沢山あったので、TOPの写真含めてご紹介させて頂きます
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