先シーズン末に友人より譲り受けた特別な板が、秋田のC.S.S将彦氏によるリフレッシュチューンを終え、自宅にやってきました。ノーズはもちろんテールの内側まで丁寧にビベリングされ、ハンドサンディングを施されたそれは、正に正統派スノーサーフ・チューン。同じシーズンに限定発売され、現在メインボードとして使っている64PT-EXと、唯一の兄弟板でもあるこの板。今後は、地形やコンディションに合わせて、末永く乗り分けていければと思っています
64PT-EXに出会うまで、9年の長きに渡り乗って来た、Vectorglide GENIUS。未だに唯一無二の名機と思ってはいるのですが、MOSS Snowstick開発ライダー小番氏との出会い、そして氏との交流の中で、考え方が変わって来た部分があります。それは、サーフィンのように、波やコンディション、そして何よりも遊び方に合わせて板を変えるという考え方…。
今まで自分は、どんな地形、コンディションでも乗りこなせる一本の板、云わばドリームボードをずっと追い求め、そのために何処までも続く?迷い道で様々な浪費wを重ねて来たワケですが、GENIUSに出会ったことで、それらの物欲は長い間、断ち切られていたんですね。それだけGENIUSは奥深く、乗れば乗るほど可能性の広がる板でした。
そんな中で、サーフィンのスタイルや考え方を雪山にフィードバックする小番氏との出会いがあり、9年振りの後継機として導入することになった64PT-EXとの出会いもあり、同じシーズンに発売された兄弟板(=きっと素晴らしいに違いない!w)との「乗り分け」を、いつしか夢想するようになっていったんです…
とはいえ、15本しか発売されなかった限定ボード。シーズン後に探し廻ったんですが、なかなか思うようにはいかず…。そんな中、先シーズン発表になった新しいEXシリーズ(※基本スペックは同じだが、ラインナップが違う)への乗り換えを決心した友人から、思わぬオファーがあったという次第です 実際のところ、どのように乗り味が違うのか、ノーマルの62SWさえ試乗していない自分には分からない部分も多いのですが、169cmボード相当の長い有効エッジから来る安定感と、スワローテールのパウダーでの挙動、何よりもあの独特のノーズが生み出すスプレー…楽しみです!
板を乗り分けるということ、それは今まで以上に板の声に耳を傾け、地形やコンディションに目を凝らすことかな?とも思います。板の特性や限界を見極め、それらを引き出しながら、その時その場で出来る最高のターンを斜面に刻む。長く付き合える板と出会えたからこそ、ちょっと贅沢な宿題に手を染めてみました…
参考ページ: (※特に二つ目のリンクはお勧めです!)
http://kotsugai-naoto.blogspot.jp/2012/02/blog-post_08.html
http://kotsugai-naoto.blogspot.jp/2010/10/snowstick.html
NKさま、ありがとうございます!
せっかく手に入れた貴重な板、十分に対話して、自分なりの境地を高めていきたいと思います!!…こちらこそ今後ともヨロシク!!です。
投稿情報: wish | 2014/09/23 21:56
Uyaさん
ありがとうございます!
とても研究されていますね。
62SW-EX,64PT-EXの良さを引き出すライディング!素晴らしい課題です!。
今後もセッションよろしくお願い致します^^
投稿情報: NK | 2014/09/23 21:48