今夜からこの冬一番の強い寒気が入り、強い冬型が2月3日頃にかけて続く見込み。週間予報では既に鹿児島でさえ連日<雪マーク>が付けられ、並外れた寒気の強さを窺い知ることが出来る。これからの一週間、気圧配置は複雑に推移し、今までの極端で不安定な積雪のコトも併せ考えると、安易に深雪を期待できない、というより厳重注意の一週間となりそうである。
1月29日16時30分、気象庁予報部発表の気象情報によれば、
発達中の低気圧がこれから北海道を通過し、明日はオホーツク海に達する見込みです。また、本州の東海上に別の低気圧が発生し、30日にかけて発達する見込みです。また、30日は、日本付近の上空5500メートル付近にはマイナス36度以下の寒気が流れ込むため、強い冬型の気圧配置となる見込みです。このため、30日は、北陸と北日本の日本海側を中心に大雪となるおそれがあります。30日18時までの24時間に予想される降雪量は、北海道、東北地方日本海側、北陸地方、関東甲信地方北部、東海地方(岐阜県)のいずれも多い所で30~50センチの見込みです。また、30日にかけて、西日本から北日本にかけての広い範囲で風が強く、波の高さは日本海側、太平洋側とも3~4メートルになる見込みです。強風、高波、大雪に注意が必要です。なだれやふぶき、落雷にも注意してください。なお、31日以降は、上空にさらに強い寒気が流れ込むため、西日本を含めた日本海側を中心とする地方では雪がさらに増えるおそれがあります。
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