さて、先週末は金曜アサイチから家族で新潟県・苗場スキー場に移動、二泊三日で雪遊びをしてきた。正月と違うのは日が暮れても東京に帰る必要がないこと(笑)ゲレンデの目の前がホテルなので、時間を気にせずとことん雪遊びが可能なワケである。当初、仕事を半ば放り出してきた関係で一泊の予定しか入れてなかったのだが、どうも仕事に動きがない上に折からの冬型も災い?して、延泊して二泊三日とした。お陰で土曜アサイチには湿り雪とはいえこの時期にはそうそうお目にかかれない底ツキ無しのノントラックパウダーを堪能。親子ともども大満足で三日間遊び倒し、日曜夕方には渋滞知らずでスムースに帰京出来た。宿泊のベースは苗場プリンスH2号館ファミリールームAタイプ。EX入れると4ベッドになるグループ・家族向けの比較的大きな部屋だ。今回は18階、ゲレンデビュー(笑)だった。
■3月25日・吹雪のゲレンデでソリ遊び
初日、金曜7時に三鷹の自宅発、途中コンビニでオニギリを仕込み関越道で北を目指す。折りしもというか当然狙って行ったワケだが、赤城高原から先は雪のためチェーン規制。ノーマルタイヤの我が家はAUTOBACKS製の簡単装着金属チェーンで50km/h走行。(このチェーンの使い易さに関してはまたどこかで触れたい) トンネルの手前でチェーンを脱ぐ煩わしさは相変わらずだが、トンネルを抜けると見事な吹雪で3月末であることを忘れるほどだった。17号を苗場方向に登っていくと徐々に路面も白くなり快適走行に変化。すれ違う車は皆30cm以上の白い帽子を乗っけている。11時半にはガラガラの苗場スキー場駐車場着。しかもルームメイクの終わっていた部屋にすんなりと落ち着くことが出来た。ここいらへんが融通の利くプリンスならではのメリットかも。今回の宿は2号館・23階建ての18階でゲレンデビュー。大きな窓から見下ろすとゴンドラが悪天候で止まっているせいか殆どゲレンデに人がいなかった。荷を解いてまずはインドア派の息子共とホテル内の徘徊&ゲーセン巡り。その後ピザをテイクアウトして、持ち込んだゲームキューブでまたまたゲーム三昧。日が暮れるまでダラダラと過ごした後、やっとこさ雪遊びへと出陣。ホテル前に設けられたイルミネーション迷宮の脇でナイター営業終了まで深雪のソリ滑走を楽しんだ。結局この日ゴンドラは動かず、パウダー狙いの若干一名は明日への期待に胸を膨らませつつ、午後10時にはベッドの中までは辿り着けずカバーにくるまった状態のまま撃墜されていた。
■3月26日・深雪祭り
前日早めにぶっ倒れたおかげで?腕時計の目覚ましどおり6:00AMに無理なく起床。素早く着替えてロッカールームに下りる。エレベーターを降りたら即滑走と言うのも苗場の良いトコロ。お目当ては春スキーシーズン限定、6:30開始の<サンライズスキー>。先シーズン、快晴で無人のトップから最高に気持ちイイ一本を滑った記憶があり、新雪をタップリと蓄え昨日クローズだった上部コースを朝一番に滑るためには絶対寝坊出来ないのだった。ところがチケット売り場で聞いてみると、ゴンドラは8:30からの営業。しょうがないので第5高速を延々と回して時間潰し。しかし1時間も回せば主だった路肩は焼け野原状態。一旦戻って家族と朝食バイキングに出掛け再びゲレンデに戻ると、ゴンドラ乗場には20人ほどの列、、、ヤラレタ。ところがソロに意外とやさしいのが第2ゴンドラ。グループの隙間に上手いこと乗り込んでかなり順位を上げた。到着した山頂駅は残念ながら未だ雲の中。せっかくの新雪を手探り状態で降りたあたりでやっとこさガスが晴れ、続く男子リーゼンでパワー全開のパウダー滑走。トップシーズンの軽さとまではいかないが、この時期にしては極上の肉厚雪布団を168cmのGeniusで切り裂いてあっという間にホテル前に、、、。その後2時間余り、手を変え品を変えて足がパンパンになるまでゲレンデ&路肩を回し続けた、、、。この日の昼はラーメンショップ<上海>。300人以上が同時に食べれるのでは?というほど巨大な店内は一見の価値あり。ただし味の方に一見の価値があるかというと、、、(笑) 夜は再びピザのテイクアウト。偏食の子供を持つとバリエーションに苦労するのだ。コチラは食傷気味につきホテル内のコンビニで塩沢の地酒『鶴齢』の活性にごり酒(4合瓶)をゲットし、稲荷寿司とシジミの佃煮でチビチビと晩酌を楽しんだ。夜10時から恒例の花火を観にゲレンデに降りる。シーズン中の毎週末にゲレンデ中腹から打ち上げられた花火もこの日が最後だった。日本酒の力もあり、またしても布団の中に辿りつく前に沈没、、、。
■3月27日・ドピーカンでいつもの苗場
二日酔いもなく朝6時に起きる。今日は新雪もないし<サンライズ>はもういいかな?と転寝モードだったのだが、カーテンを小さく開けて外を見ると筍山に朝日が当たっている。右に視線を動かすと第1ゴンドラが既に搬器を繰り出している、、、。第1といえば筍山ゲレンデ直下まで行くゴンドラだ。これは行ってみるしかないな(笑)と、身支度を整えチケット売り場で午前券を購入し、ちょっと遅れてゴンドラに乗り込んだ。昨日は家族の手前、筍山山頂リフトが開くのを待っていられなかったので全くの未知数。もし昨日リフトが開かなかったのなら、、、との淡い希望はゴンドラ駅を出た瞬間に掻き消された、、、ズタズタである。とはいえ目の前には丁寧にグルーミングされたピスサラ大斜面。前日とはまったく正反対のコンディションながら高速カービングで一気に滑り降りるドピーカンの苗場は神楽とは違った醍醐味があった。ゴンドラを2本回した後、今度はホテル前の緩斜面でGeniusのカービング性能のチェック。初日ナイターから試みてはいるのだが、やはりキッチリとしたターンを仕上げるにはお世辞にも向いた板とは云えないようだ。特にバックサイドでズレの無いターンをするのには相当な慣れが必要だと感じた。朝食バイキングの後、ワールドカップロッジ前のソリ場で子供達とソリ遊び。本当はスキーかボードを始めて欲しいのだが、そういう部分への誘導に失敗しているとゆうか、新しいものにチャレンジしない性格とゆうか、、、。この頃には、無風快晴のゲレンデは春の陽気。ジャケット脱いでもまだ暑いくらいだ。気が付けばどこから湧いてきたのかウジャウジャとゲレンデが混みだし、いわゆる日曜の苗場名物<芋洗い>状態に突入、、、だがこれが本来の苗場。やはり苗場にはリフト渋滞と青空が似合うのだ!(笑) 部屋は12時までの延長が無料。日曜の混雑の中で荷物を抱えて右往左往しなくて済むのは嬉しい。チェックアウトも時間差をつけたお陰で一切待ち無し。帰りの下道は来る時とは打って変わって完全にドライ。高速も事故渋滞の1Kmを除けば全くもって順調で、違う意味でシーズンの終わりが近いことを感じるトリップになった。日が暮れる前には自宅に着き、荷を解いた後子供達とサッカーし、暗くなった頃に休日出勤のため家を後にした、、、(笑)
ちなみに、今回から新規デジカメによる撮影。Canon”IXY digital40”が新機種登場で安くなっていたのを理由の購入(¥3.0万しなかった) 本当の理由は聞かないで、、、(悲) 以前のカシオよりピント合せが優れている気がする。もともとは、件の新機種”IXY 600”の方を買いに行ったのだが、気が付いてみると”40”に、、、。これまた理由は聞かないで!(笑)
MSPの”Year Book”っすね?
ヤバすぎですよね(笑)
前半の10分くらいは鳥肌が立ちます。
後半、ベースジャンプ続きでちょっと退屈。
でも地上10数メートルで開くパラシュートって!?
投稿情報: wish | 2005/03/28 20:05
よかったですね、春パウ。
こちらはいまいちモーチベーションがあがらず・・・
週末連続滑走での疲労回復の為、土曜日は家でゴロゴロ、日曜日は神保町ウロウロと品定め。
ところで、
この前お借りしたDVD、ヤバイっすね。
日本人にはあんなこと出来んわ、きっと。
投稿情報: ogacch | 2005/03/28 18:22