この週末プラスαは、酸ヶ湯リピーターの友人に呼ばれて、ちょっと八甲田まで遠征。面子はといえば、いつもの関東珍獣+雑音ガールズ(*註1:雑音を撒き散らす極悪のレディース、、、嘘)といったかなり濃い目の構成。八甲田は連日の雪、というか吹雪。三日間の降雪も軽く1mを超え、全てが凍りつく超低温の世界から時折木漏れ日の差すベルベットな林間まで、八甲田らしい八甲田を満喫して帰ってきました。宿泊は酸ヶ湯温泉の自炊湯治部(註2:部屋サイズと人数によるが、およそ一泊約3000円) 温泉湯治をする人たちの為に鍋釜はもちろん器や箸まで貸してくれ、また売店にはインスタントラーメンから生野菜やおでん、おにぎり・焼きそばまで売っているパラダイスのような空間。厳冬期の八甲田を案内してくれたのは、八甲田では最も歴史のある酸ヶ湯ガイドクラブ。そこのチーフガイド浜ちゃんを日曜には贅沢にも珍獣&雑音Gで貸し切って、とゆーのが今回のメインディッシュなのでした。
■1/12(金) 夜行バスで青森へ
行きは東京駅八重洲南口を21:30発の深夜バスを利用。例によってツアーの確定が直前だったため荷物が送れず、バッグはコインロッカーへ、板は今の会社に持っていくのには忍びず六本木の行きつけのラーメン屋で夜まで預かってもらった。夜行バスは普通の観光バスよりゆったりとしてはいるものの、あまり快適とはいえない寝心地。中途半端なリクライニングシートで腰が宙に浮く感じ。次回は耳栓も持参しなければ、、、。翌朝、予定より20分ほど早く青森に着いたので、その界隈に詳しい友人の手引きで駅前の市場内食堂で新鮮なまぐろを使った鉄火丼にありつく、、、マジで美味い。従業員用バスに便乗させてもらい1時間ほどで宿泊地の酸ヶ湯温泉へ。
□六本木駅ホームの<天才>
□青森駅前にある市場で朝食
■1/13(土) 初日
8時宿到着と共に荷を解き身支度する。ツアー出発が宿9時発なので、着いた早々ツアーに参加出来るのである、、、良く出来ている。玄関にあるツアーデスクで申し込むが精算は宿代と一緒にチェックアウト時で良いのだという、これまた便利である。この日の山頂の気温は-9度、風速15m。八甲田ロープウェーさえ動けばどんなに風が強くても(註3:基準は25m/S)ツアースキーは催行されるのだという。手始めに?変則モッコというコースを午前中に2本回し、午後には銅像方面へ。宿に帰って噂の混浴<千人風呂>を初体験。女性は、、、いたようないなかったような(笑) この日の夕食はちゃわ料理長指揮による水炊きに自家製の松前漬他の持ち寄りツマミで大満足。食後はこれまた噂の<悪魔の館>でワイン&シングルモルトを片手に非売品DVD鑑賞で日付の変わるまで大盛り上がり大会、、、駄目人間製造マシーンですよ酸ヶ湯さんは、、、。
□ブナの大木下で休憩中の面々(右端の会心の笑顔が浜ちゃん)
□木漏れ日が差してきた(10:50AM)
□ルート確認中の浜ちゃん
□ツアー終了ポイントにはバスが待機
□湯治部と玄関を繋ぐ長い廊下
□玄関にある剥製とねぶたのミニチュア
■1/14(日) 二日目<貸し切りDAY>
珍獣&雑音Gで貸し切りの日曜。アサイチ内湯の<玉の湯>で和んでから万全の体制でロープウェーへ。気温-11度、風速20m、昨夜からの降雪が35cm。頂上駅を出ると相変わらず視界がない。こんな条件で確実にポイントを当てながら落としていけるガイドの存在がとても大きく感じる。午前一本、午後一本、銅像方面に中規模ツアー。昨日に比べるとハイクする距離が格段に多いが、低温と風のせいで殆ど汗をかかずに行動する。程よい運動量に体も温まって心地良い。この日は少人数で足前の揃った機動力を生かして高速移動で良い斜面ばかりを堪能。ガイドの浜ちゃんにひたすら感謝の素晴らしい一日だった。青森在住のUSSYさんが昼食時に日本酒ぶら下げて遊びに来てくれて、これまた大感激。この夜のメインディッシュ<おでん>との相性も抜群で、あっとゆーまに一升が空に、、、(笑)
□吹雪の中でも笑いを忘れない面々
□全員揃ったところで、まずは<楽しい写真のお時間>
□ポケロケが埋まりまくり、、、。(Rider:ちゃわ)
□ボード組は浮いてました。(Rider:たっきー)
□更に奥へと進む面々
□間隔を開けて緩斜面の台地を行く
□終点近くの疎林で再び<楽しい写真のお時間>
□再びロープウェーに乗り込んで山頂へ。
■1/15(月) モッコ尽くし
この日は宿を発つ日でもあり、朝6時半には起床してまずは内湯<玉の湯>で和んでから朝めし前に荷物のパッキング。水炊き鍋の残りにご飯と切り餅を入れて<餅入りおじや>で朝食。荷物は玄関近くの待合室に預けていざ最終日のツアーへ。さすがに平日ともなるとグッと人数が減ってプライベート感漂う雰囲気。この日はチーム<珍獣>を離れて<一般ボード組>に参加。東京から来たJALツアーの元気なグループに珍獣&浮力ステッカーが大人気だった。この日の気温は-10度、風速18m、新雪の追加65cm、、、、この二日間でジャスト1m、、、うっく、凄過ぎ!案の定、降り過ぎた雪のせいで期待した中規模ツアーはなし。午前一本、午後二本の計三本すべて(*註:スキー組は4本回した)がモッコ尽くしとなった。とはいえ、そこは熟練ガイド。各ガイドクラブがみな変則モッコで遊ぶ中、ノートラックを回す度に掘り当ててしまう技術は流石というしかない。<八甲田を遊ぶ>には間違いなくガイドクラブの存在がなくてはならないと確信した。楽しかった三日間もあっとゆーまに終了。宿にも戻って最後のパッキング。売店で半額になったおにぎりと焼きそばをゲットしビールで祝杯。自走して帰るちゃわ家を見送ってから18:10発の送迎バスで青森空港へ移動。荷物を空港出しの宅急便に預け、ひとしきり土産物を見繕ってから、名前に惹かれてレストランの<ほろ酔いセット>(¥1000)でほっこりした。青森から羽田までは僅か一時間。行きと帰りでは所要時間が雲泥の差だ。遠いようで近い、近いようで遠い八甲田、、、。
□珍獣+雑音ガールズ+雑音予備軍たち
□モッコ終点近くの並木
□再びロープウェーへ
□三日間お世話になったロープウェー駅
□お世話になったバスとガイドさんたち(浜ちゃん、鏡ちゃん)
■1/12(金)は、こんなだったそうな、、、。(S氏提供)
>ゴルゴさま、
ご無沙汰です。
北海道もかなり良い感じになってきたんではないですか。
2月ならけっこう楽しめそうですよね。
こちらは仕事が変わってしまい、
今後は週末のうち土日のどちらか、
火水のどちらかが休みっぽくなりそうです。
今までみたいに天気図とにらめっこして
出陣を悩む必要はなくなりましたね、、、(笑)
投稿情報: wish | 2007/01/29 11:40
いゃぁ楽しそうですね。
降るところは降ってるんですね。
ニセコ行くよりいいんだろうか…。
こちらは基礎スキーも一段落したんで
時間があればご一緒したい所です。
だけどしばらく山行ってないんで、登り方忘れちゃいました…。
投稿情報: ゴルゴ | 2007/01/27 11:30
>ogacchさま、
いやー、以前行った八甲田も面白かったんですが、
今回のは、その何倍も濃いし楽しかった。
こちら依然として直前まで予定組めない状況ですが、
是非是非、次回ご一緒いたしましょう!
投稿情報: wish | 2007/01/19 13:13
酸ヶ湯を堪能されたようで何よりです。
あぁぁ~、羨ましい・・・
これで八甲田にはまりましたね。
今度はご一緒できれば・・・
投稿情報: ogacch | 2007/01/18 13:01
>雑音長女さま、
お~、長女さまいらっしゃいませ。浜ちゃん貸し切りは、良い雪に出会えた以上にとても良い経験になりました。
僕のいた三日間はずっと吹雪でしたが、金曜はドピーカンパウダー、云わば<the Day>だったのだそう、、、。どちらも八甲田の魅力の一面ですよね。今度は春のロングツアーに行ってみたいなあ。
>八甲田復帰、
来年の冬には子連れで是非とも!
投稿情報: wish | 2007/01/17 11:52
ポケロケが埋まる…
さすがの八甲田!
読んでいる内に、埋まって動けない私が見えました
(^0^;)
浜ちゃん貸し切り!うらやまP
最高だ〜〜〜!
いつ八甲田に復帰できるかなー。。。
投稿情報: 雑音長女 | 2007/01/17 09:41