すかさずジャイアントに飛び込むと『ん、これってパウダー?』ってくらいに激しくパックされたコンクリートパウダー、、、しかしこれがまた良く走るんです。精密にグルーミングされた面ツルピステンをストレスフリーで飛ばしている感じ? 新しい板もピタッとカービングについてくるので暫くはサルのようにグルグルとゲレンデを回しました。そうこうする内に田代側も開いたんですが、そっちには行かずに噂の<5ロマ>巡礼の列に並びました。いつもは土日組の仲間やJUN君たち、この前の八甲田で一緒だったF本君やらスキモノさん達が100人以上は並んだでしょうか? 5ロマのゲートオープンは一種異様な光景。我先に駆け出しタイトなコーナーを曲がる様は、なんだか新手のスポーツのようでした。初めて乗った5ロマを降り右脇に入って登りの支度を整えていると、後ろを中尾根方面へのトラバース組がビュンビュン走り抜けていきます。最初の尾根を越えた辺りでやっとこさいつものかぐらの静けさを取り戻しました。30分掛からずにバックボウル到着、、、これもまた5ロマの恩恵なんですけどね。ボウルでピットを掘ると新雪追加は70cm、ところによっては1m。いずれも新雪とは思えないくらい強く結合していました。トップに立つのは我々数人のみ。トップシーズンにはありえない自由なカーブで思い思いに斜面を攻め、雄叫びを上げ、男祭りの始まり、、、。すかさず登り返してオカワリもう一本! その頃にはなんとトレースを辿った空身ツボ足君達がボウルに到着、、、、複雑な気分。その後は雪庇斜面からテラスまで一気に下山し皆で早めのランチ。あまりの天気の良さに思わず泡の出るヤツをプシュ~!(笑) ひとしきり休憩してからもう一回中尾根に上がりました。この頃にはすっかり雪も緩んで湿り気を帯びていたんですが、それでも北斜面の森はまだまだイケました。雪庇斜面を下ってゲレンデに戻るとこれまた良く走るシャーベット斜面。予報とは裏腹に天気も終日晴天で、まさに一日遅れとはいえ<エイプリルフールの奇跡>三度!だった一日。
この日一番に三角(2010m峰)を滑ったテレマーカーの軌跡(右側)
>F本さま、
なんとか美味しいトコ食えたようでナニヨリでした。ボウルとゆーコトは僕らの後だね。空身のボーダー君達よりも後だったのかな?
>立山、
19日、20日と仕事が入ってしまい悩み中っす、、、。
投稿情報: wish | 2008/04/04 07:12
かぐら最高でしたね~。
4月のネットリパウダー。
それにしても平日にあんなに猛者が集まるとは・・・
こちらもあのスタートダッシュに巻き込まれ、全力疾走ですよ(笑
同行者が詳しかったのと、偶然出くわしたその友達のローカルと共にまっさらなバックボウルを登り返し付きで頂きました。
セッションは次回に持越しです!!立山ですかね~
投稿情報: F本 | 2008/04/03 22:54
今回連れ出した粉雪遊宴<muses65>、
先シーズン末に入手してはいたものの、出陣は春のザラメ、しかもかなりのストップスノーのみの出陣でした。その後は、まだまだ楽しい<GENIUS>を乗り続けてしまったので、結局パウダーシーズンを逃してしまい今季出陣無しなのでは?との状況だったのですが、今回やっと連れ出すコトができました。
感想としては、egf譲りながらゲレンデカービングに関しては独特の粘りを感じました。カーボンビームを内蔵したegfの<EXPLORER Limited>は反発力が強くキビキビした印象でしたが、コチラは多少緩い感じの反応ながら粘りがあります。これがサイドウォールに埋め込んだ竹に由来するのかは分かりませんが、敢えて云うなら<キャップ構造のEXPLORER Limited>といった印象でしょうか。面白いのはその粘りがパウダーでも変らないこと。まあ、今回はかなり踏み応えのあるパウダーだったので、粉雪とは挙動も何も違うのでしょうが、、、。今回、久々にサイドウォールとキャンバーを積極的に使った滑りをやって、やっぱカービングは楽しいなと改めて思いました。結果としては、もっと早く連れ出さばよかったな、と(笑)
投稿情報: wish | 2008/04/03 20:34