昨日はピンポイントで会社が休める運びとなり、テレマークの友人golgo氏に誘われて、雪のある季節としては初めての富士山、それも屈指のロングコースとなる<須走ルート>に行ってきました。結果はタイムアップの午後三時までにピークを踏めず、登りとしては不本意な結果となりましたが、雪質は終始快調なザラメ。六合目あたりのザラメは深すぎて板を取られて転倒するほどの深さでした。標高差1500mを一気に滑り降りる体験は暫く尾を引きそうです、、、。
前日、直前まで飛び込みの仕事をやっていたせいもあり予定PUを若干回った11時半に三鷹発。ガラ空きの中央道を飛ばして二時間足らずで須走五合の駐車場着、、、もしかして通勤圏内?(笑) 車脇にgolgo氏のテントを張り朝まで快適な睡眠。翌朝6時半にブル道から登り出し30分ほどで展望が開けると、ピークから連なる雪が足元まで繋がっていました。アプローチシューズで上がってきたgolgo氏は躊躇なくシール登行に切り替え、夏道は辿らずにひたすら目の前に続く斜面を直登していきます。こちらは悩んだ末にツボ&アイゼン。六合目あたりからザラメも深くなり、golgo氏に大幅に遅れをとるようになります。(ツボ1名ならスノーシューが正解だったかもしれません、、、。)折からの無風快晴もあって汗が噴き出します。七合目を過ぎる辺りから徐々に低酸素の影響もあって息切れの戻りが遅くなります。八合を過ぎた辺りからはかなりのローペースとなり、行動時間も6時間を超えて消耗感が募ります。滑り出しにはまだまだ余裕はあったものの、もはやピークを踏むガッツはなく、先行するgolgo氏にピークを踏んでもらい、自分は九合目付近で滑走の支度に入りました。滑り出しがフィルムクラストしていた以外はほぼ全域が快調なザラメ。思っていたよりもずっと斜面もメローで開放感もあり、お互いに写真を撮り合いながら一時間ほどで滑走終了。途中、六合目あたりのディープ過ぎるザラメに板を取られて転倒しカメラが水(ザラメ)没するアクシデントを除けば滑走パートは素晴らしいの一言に尽きます。しかもその殆どが純白の綺麗な雪でした。ガリガリや強風のイメージが強く今まで触手の動くことの無かった富士山でしたが、これからは気になる存在に急浮上ですね。須走ルートでは周回道路に邪魔されること無く裾野まで一気に滑り込める喜びも大きいと思いました。golgo氏の話ではこの6年間でも屈指の積雪量なのだとか。もう一月くらいは楽しめるのでないか?と思えるほどのコンディションなのですが、ボチボチ板を納めNIGHT、、、。
golgo氏が撮ってくれた分から
>ゴルゴさま、
金曜はお疲れさまでした。
とゆーか、コチラが一方的に疲れてたんですが(笑)
写真はオリジナルをアップしたので、そちらを受け取って下さい。
あれだけの長丁場となると、細かな装備の確認とか、
筋力だけではない持久力のある体作りとか、
いろいろ準備が必要なんだと、改めて思いました、、、。
出来ればまたチャレンジしたいですね、やはり春が良いかな?
その時は、余裕ある前泊で七輪で炙りモンってのも良いですなあ。
ま、雪を見ながらBBQだけでも充分に楽しいイベントとは思いますが、、、(笑)
投稿情報: wish | 2008/05/26 15:12
ども、お疲れさまでした!
写真よく撮れてますね。
ありがとうございます。
北海道からはシーズン終了の声が聞こえてきました。
我々は家からこんな近くて、これだけの標高差が滑れるなんて意外に恵まれているのかも知れませんね。
天気も雪にも恵まれ、よい山行でした。
今年のシーズンも気持ちよく終われそうです。
今度は前日余裕があったら、夜七輪で焼き物なんかもいいですねぇ~。
投稿情報: ゴルゴ | 2008/05/26 03:09