最近本屋で見つけて買った本。都心部は1:15,000メッシュで書かれているんですが、周辺部は青梅街道・水戸街道といった主要道路毎に都下部を上に書かれている、ちょっと変った地図帳です。この地図帳、名前の通りいざ地震等の震災が発生した時に徒歩で自宅まで帰るのを支援するための地図帳なんです。街道周辺のトイレや給水ポイント(公園)、コンビニ、GS、各自治体や学校で用意する支援ステーション、広域避難場所の位置。放置自転車や路面段差の発生ポイント、ガラス飛散による歩行の難易度なども色分けされていてなかなかに興味深い本です。ちなみに我家は新宿からちょうど14km、会社までを入れると約20kmほど。自転車では何度も走っているので、ある程度地図は頭に入っているつもりですが、それでも震災時に新たに発生する火災以外の危険(ブロック塀・自販機やガラスウォール・看板類の崩壊、路面段差、交通集中など)を意識して走ったことはないですし、万が一仕事先で震災が起きたら、、、と考えると、この本の重要性が良く分かります。同時に、暇を見つけて自宅までを震災時の目線で実際に歩いてみる、仕事先でも自宅までの行程を頭の中でシミュレーションしてみる必要があるなあとも思ってみました。
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