今年のGW前半戦は、昨年同様、底商店のツアー企画に乗って秋田の秀峰鳥海山へ。ガイドするのは、秋田駒CATツアーに引き続き、the Earth of Joy 小番直人氏。当初はテント2泊の予定だったのだけど、折からの寒気の影響で5合目以上は激しい風雪。このため初日の日中を観光に切り替え夜は裾野の山小屋泊、二日目のみをテント泊とはしたものの、季節外れの寒気の恩恵もあって、例年では見込めない素晴らしい雪と、これまた昨年以上に充実した食(&酒&人)にも支えられ、またしても素晴らしいツアーとなりました
二日目、風は変わらないものの、時折晴れ間も覗く、明らかに回復傾向の朝。テントサイト設営を後回しにして、とりあえずツアーからスタート…。依然風は強く、雪も緩まないものの、小番氏の的確なガイディングで地形天国鳥海山の本領発揮! 午後2時過ぎには下山して、恒例のHILBERGテントを使った宴会場を中心に、各々のテントの華が咲く心地よいキャンプサイトが2時間ほどで完成。日暮れを待つことなく宴会はスタートし、またしても有り得ない量と質の海の幸、山の幸が次から次へと…このツアーのオーガナイザー小番氏の真骨頂発揮! 徐々に壊れていく人たちを鳥海山の裾野が優しく包んでくれました
三日目、日の出狙いで3時半起床。お酒の残った方も多い中、陣形を整えて早々に登り出し。日の出バックには間に合わなかったものの、緩みゆくフレッシュザラメに期待感を膨らませながら、前日より遥か先までツアー。時折の突風で板を飛ばされるなどのトラブルもありつつ、この日のメインディッシュとなる面ツルザラメ大斜面へ…。小番氏の歴史の中でも3本の指、ツアーとしては1番とまで云わせたコンディションを、ツアーメンバーだけで貸切りという奇跡…。秋田駒CATに続き、またしてもミラクルな三日間、でした。今回も、人、雪、地形、天気、すべての出会いに感謝!な三日間でした
コメント