SNOW＊MOUSE

"Wing Bat" 納車

NKCS小番直人シェイパーの手による、通算12番目のフルカスタムボード、通称"Wing Bat"…。小番氏のホーム矢島スキー場を訪問した際、直接本人から手渡されました　サプライズは、今季無理と云われ、先日の恵比寿でも施されていなかったはずの焼印が、なんと施されていたコト！…感激しました　塗装を一旦削り落とし、焼印後に再度塗り直したのだとか？大変な手間です　で、折角なので、その日のうちに板に魂を入れさせて頂きました。特徴あるWing効果は絶大で、ピストバーンではキビキビと魚のように動き、パウダーでは羽毛のように浮く。正にSnowSurfin'をするための板ですね…小番さん、ありがとうございました！

 

2013/12/26 カスタムペイントU-5納車

今年も残り一週間を切った頃、カスタムシェイプとは別プロジェクトとして進めていた某板が納品されてきました。いわゆるカスタムペインティングってヤツ？　いつか、やってみたかったんですよね〜…　ベースとなったのは、練馬「底商店」で眠っていた二年落ち？のMOSS U-5。オリジナルの持つコンセプトやグラフィックテイストも尊重しつつ、７０年代のフリーでハッピーなサーフマインドのリバイバル感に拘ってみました　

2013/10/19 焼印納品＠底商店

実は、夏くらいから「焼印」というのを作ろうと画策しておりまして…。最初は自作か？彫金をやってる友人に頼むか？などと思っていたんですが、ロゴの再現性やら、プロの方のお仕事をWebで拝見したりする内に、これはやはり頼むしかないな、という判断になりまして、信頼出来るこちらの工房に製作をお願いしました。結果としては、もう200％の満足度といいますか、素晴らしい完成度なので、気がつけば一個作る予定も二個となり、作った者の特権として今期のブーツにもジュー！とやった後、この日、練馬「底商店」訪問ついでに店長にサプライズ・プレゼントしてきたのでした…

NK Custom Shapes NO.12

一昨年辺りから聞いてはいたんですが、目にする機会の無かった、自由に切り出すエッジレスボード『Stick Free』…。今年の秋田駒ヶ岳、その後の鳥海山と、このStickFreeからのカスタムシェイピングも請け負う小番氏の、様々な地形やコンディションでの滑りを目の当たりにして、物欲、あいやモノ作り意欲がフツフツと湧いて来てしまったんですね　で、６月くらいから小番氏とキャッチボールし、こちらでもアイデアスケッチなど起こしたりして、最終的には電話ミーティングの中で、サイドカーブやテール形状を詰めていきました。そして今週末、小番氏からシェイプが完了したとの連絡が写真と共に！…　あとは細々した処理を施せば納品といった感じでしょうか…ああ次のシーズンが待ち遠しい!!

http://kotsugai-naoto.blogspot.jp/2013/09/nk-custom-shapes-full-custom-shapes.html

 

殿さまの愛した結晶

仕事で鎌倉にある架空の小料理屋の暖簾をデザインすることになり、＜はかない雪のような＞という女将のキャラクター設定で真っ先に浮かんだのが、いつぞやテレビで観た江戸時代にオランダ製の顕微鏡で雪の結晶を記録したお殿さまの話。そこでさっそく調べてみました。

□『雪華図説』

この土井利位というお殿さまが物した『雪華図説』と『続雪華図説』のすべての図案を紹介するサイトがありました。一枚ずつ見ていくと、独創的というか意匠的というか、現代の科学の物差しとは違う大らかな時代の匂いとでもいうのでしょうか、顕微鏡という当時の最先端の器具を通して見た世界への興味と好奇心が濃厚に漂ってきます。ここに記録された雪片模様たちは、１７０年経った現在も地元古河で愛され続け、学校の校章を始め街の至るところで見ることができるのだそうな、、、。で、仕事の都合も有り、気に入った図案のいくつかをパソコンソフトで描き起してみました。

 

MSRライトニング・アセントのステップイン化

今季から足元一新ということで、ブーツ・BIN・スノーシューをSHIMANO・ＡＢを中核に買い換えたものの、肝心のステップイン用（予備）プレートが年内入荷を逃したために、一気に切り替えというワケにも行かず、先日の八甲田までは旧クリッカーシステムで滑っておりました。で、先日ついに練馬『底』からブツが届いたので、夜出社だった今日、ヒマをみてサクサクっと工作、やっとウチのケロケロ（ライトニングアセント／25inch）がステップイン化したのでした。でも、単に金具を抜いてSHIMANOのプレートと付け替えるだけというワケにはいかず、シュー側の軸穴を6.0㎜φに拡げたり、クリートの付け根の当たる部分をヤスリで落としたり、適当なワッシャー（＊註：B社のBIN用ワッシャーがドンピシャ寸法）を見繕ってかましてやったりと多少の手間は発生。それでいてまだなんとなくまだ軸部分に遊びがある感じ、、、。友人もこの軸部分から壊れたようだし、ここはきちんと工作しておきたいものです。

来た！

さかいや寄り道の後、いちおう大人しく（笑）出社してみると、机の上に宅急便の包みが？、、、。早速に開いてみると、待ちに待った例のブツ。名古屋のおかきんちゃんとこから『雪鼠』ステッカーの完成品が納品されたのでした。仕上がりは上々。渋すぎず、かといって軽すぎず、絶妙な色合いでPOPな感じを保っております。次の出陣以降、関係の皆さま、お山でお会いした方々に名刺代わりに配りたいと思っちょる次第です。

＜雪鼠＞ステッカー

先シーズンは、殆んどお山に行けなかった代わりに『浮力』ステッカーや『（旧）珍獣』ステッカーに色違いバージョンを出してみたりと、グラフィック的な遊びを試してきました。で、実はもう一つの企画が水面下で進行していたんですね、、、（笑）　このBLOG発のお遊びとして＜雪鼠＞をテーマにしたステッカーを作るコトにしたんです。つい半日ほど前に最終Ver.まで辿り着いたので、まずはBLOG上でお披露目することにしました。例によってイラストやらフォントのチョイスは私めが担当、仕上げを名古屋のグラフィックデザイナーおかきんちゃんが担当しました。『浮力』ほどではないけれど、半年間の遠距離恋愛の結果生まれた逸品です。まあ、この時期の完成なので入稿は年明け、完成は1月中旬といったところでしょうか、、、。これもまた『浮力』と同様、お山で袖振り合った方々にお配りしたいと思ってます、、、ヨロシク。

来季の『珍獣』ステッカー

構想から実に足掛け３年のビッグプロジェクトになってしまった＜新・珍獣＞ステッカーの開発？（笑）ですが、シーズン末にしてやっとこさ最終デザインまで漕ぎつけるコトができました。いやー、、、長かった（笑）　GW明けには入稿しますので、今月中には関係者の皆さんにお配り出来るものと思われます。今回のテーマは『浮力(ウキヂカラ)』、、、お山ではもちろん人生においても重要なファクターであるこのパワー？をステッカーから是非ともチャージして頂きたいと思います。題字は不肖ワタクシメが二十数年振りに彫刻刀を握って自ら彫り起こした版画が元になっています。サイズは＜縦75mm×横50mm＞で、シルク３色刷り・耐水ラミネート加工済み。今まで同様、お山でお逢いした方々にお配りしたいと思っています。端っこにはチャッカリと『珍獣』の落款も、、、（笑）　

届いた

旧＜珍獣＞ステッカー、増刷分が名古屋の友人から届いた。自分で云うのもナニだが、かなり良い出来である。インクの色を変えるだけでこれだけ楽しめるなら、来季は来季でまた違うバージョンを作ってみても良いかな？なんて思ってみた。新しいステッカーも今季中のデリバリーを目指して鋭意作業中なのだが、今季、なんだか春の来るのが妙に早い感じがする、、、急がねば。