なぜ雪山のBLOGにゲームボーイアドバンスSP、それもレックウザエディションというマニアックな品が登場したかとゆーと、息子に内緒でこの夏秘かにネットで注文し購入済みだったとゆうコトもあるが、今年の秋くらいから発売されCMなどでも話題になっているセンサー内蔵のゲームソフトについて触れておきたかったからだ。例えば、今年のクリスマス・プレゼントにと長男が指名してきた『まわるメイドインワリオ』では、グルグルとゲーム機本体を振り回す動作とゲームの実際の画面が何故か連動していて、その振り回す動作の量とスピードをコントロールするコトで初めてゲームがクリア出来る仕掛けになっている。今まで早押しやタイミングでプレイヤーを楽しませてきた同ゲームだが、このグルグルを検出する<重力センサー>なるモノを搭載したコトによって数段面白いアクションゲームに生まれ変わったといえる。実は、この『まわる、、、』に代表される<センサー技術>こそ、来年のIT産業の台風の目になるだろうと各分野から注目を集めている技術でもあるのだ。
例えば、方位磁石を使わないで北や南が分かる技術、この中核をなすのは<地磁気センサー>といわれるセンサー技術で、既に一部の携帯電話等に搭載が始まっている。ところが、これだけでは携帯電話の傾きによる誤差が大きいため正確な方位が測れない。そこで3軸を持った<加速度センサー>なるものの小型化が急速に進んでいて、こいつを携帯に組み込めば、GPSの精度を上げるのはもちろんのコト、PCや携帯端末の落下に伴うHDDの損傷を回避出来たり、車の盗難防止システムにも応用が可能。最近、二足歩行をこなすロボットが出てきているのはこういった小型センサー技術が進歩した結果ともいえる。そこで、ハンディGPSあるいは携帯端末への更なる応用を分かりやすく説明してくれたページに辿りついた。これは米軍兵士の為に開発された慣性ナビシステムを民間利用するためのプロジェクトで、GPSがまったく働かないビルの中や地下室でも単独、あるいはGPSとの連動で位置検出出来ちゃう代物なんだとか、、、。拝見したところ、まだまだ雪山に持ち出すレベルまで至ってはいないけれど、現在飛躍的に進歩しつつある小型センサー化の流れを受けて開発が進めば、近い内に、従来のGPSが不得意だった都市部はもちろん地下街でのモニタリングが可能な次世代のGPSが、もうすぐしかも安価で発売されたらいいなあ、、、と、そんなオハナシ。ちなみに、まんまとクリスマスプレゼントに『まわるメイドインワリオ』をゲットした長男君、大型テレビで遊びたくて自宅のゲームキューブにソフトを繋いだまではいいが、キューブ本体ごと振り回さざるを得なくなったんだと、、、おバカ。
*ビル内を歩いた3次元軌跡(mpeg/3MB)
http://www.spp.co.jp/sssj/drm3d.mpg
以前のカーナビはトンネルに入ると迷走してましたが、
今時のは途中で曲がっても追跡してくれるようですなあ。
ウチもそろそろ導入を検討しないといけないかな?(笑)
でも、なんだかGPSと渋滞情報用のセンサーが通信しあって
個別の車体を識別出来るシステム構築が進んでるとかで、
<管理>の嫌いな自分はそれを楯に?拒んでるワケです(笑)
投稿情報: wish | 2005/01/03 08:24
ジャイロのお話ですね。
仕事場で前の席に座っている同僚が大学でその手の研究をやっていたとか・・・・
話を聞いても30%ぐらいしか解らず・・・・
現在、手ブレ補正付きのビデオカメラ、デジタルカメラなど加速度センサーの恩恵を受けているわけで・・・・
カーナビなども同様でトンネルなどGPSの電波が届かない場所でもちゃんと地図上の道をトレースできるのもジャイロのおかげのようです。
投稿情報: ogacch | 2004/12/28 12:54