今年もまたカミさんに内緒で板購入。といっても既にバレてしまっているので万が一ココを見られても大丈夫か?(笑) スノーボードを始めて十数年、毎年飽きもせず購入していたニューボードだが、、ここ数年どうもその買い物の中身が変わってきたように思う。一番の変化は、その板が国産であること。そしてもう一つはそれが市場に数十本しか出回らないレアな板だということだろうか。この業界にはレイトモデルと称してシーズン半ばに付加価値を持って販売される限定モデルやシグネチャーモデルといわれる個人名を冠に持つモデルも多く存在する。それらの開発には日本人ライダーが関わり、具体的な特性を指示して製作されているのだとは思うのだが、企画・開発から製造までを一貫して日本で行い、手間暇かけ最高級の素材を使い、それが為にごく少数しか製造することが出来ない珠玉の板。なんだか言葉足らずの為に金張りのロールスロイスのイメージに近づいてしまったが、そいつが日本人の手により日本の山を滑るために開発された高性能な板だとしたら、それは持つべき相手に一段深い価値感をもたらしてくれないだろうか?もちろん所有することと、その道具を生かすことは全く別のコトだから、所有者にとって真の意味で<価値ある道具>になるかどうかは分からないが、、、。
幸いにも、先・先々シーズンとお世話になった<egf/EXPLORER>は素晴らしい喜びを滑り手である自分にもたらしてくれた。今季投入予定の<Vectorglide/GENIUS>にも同様のオーラを感じている。毎年、新しい板が欲しくなると決まって考えるコト。自分が頭の中に想像する様々な滑走のシーン、あるいはこれから出会う新しいシチュエーション、それら全てを一本の板で滑ることが出来たらどんなに楽しいだろうか?と。そんな究極の一本に出会うまでこの旅?は続く。そしてそれに出会えないから自分の物欲も終わることはないのだと(笑)、、、なんだか『青い鳥』のお話のようになってきた。
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