当初の予想と徐々に違ってきてはいるが、上空の寒気・南岸近海低気圧が呼応して西日本を中心に今夜から明日にかけて大気の不安定な状態となり、落雷、突風、降ひょうのおそれが強まっている。また長野県や東北日本の日本海側を中心に雪マークも目立ってきている。本州のラストパウダーか?と騒ぎたいところではあるが、雨と雪の境界線は微妙であり、まとまった降雨ともなれば雪解けが進む以上に<雪崩>の心配もしなくてはならない。また<降雪>となったとしても長く寒気が続くワケではなく、山岳を含めて不安定な状態であることに変わりはない。気象庁からは<雷と降ひょうに関する全般気象情報>が第3号まで発令になっている。奇しくも関東地方の昨年の終雪が4月4日だったようで、今年もおそらくは、、、。
西日本の上空約5500メートル付近には氷点下27度以下の強い寒気が流れ込み、大気の状態が不安定になってきています。その後、強い寒気は4日午前にかけて東日本の上空に流れ込み、東日本の太平洋側でも大気の状態が不安定になるでしょう。このため、西日本では3日夜遅くにかけて、東日本の太平洋側では4日朝のうちにかけて、落雷、突風、降ひょうのおそれがあります。農作物や農業施設の管理等に注意して下さい。天気が急に変化し、雷を伴って局地的に1時間に20から30ミリの強い雨の降るおそれがありますので注意して下さい。
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