この前の降雪がラストパウダーか?と心配してたんですが、また雪降ってるようですね。アメダスでは湯沢・津南ともに10㎝程度とイマイチですが、諸条件を併せると中々なコンディションではないでしょうか?明日あたり行けたらなあと想い巡らしてます。ところで、この二つのレーダー画像には、ここ数年注目しているピンポイント豪雪の特徴が現われています。北陸では能登半島の輪島と福島の桧枝岐を結ぶ直線、北海道では積丹半島と夕張を結ぶ直線に著しいエコーが出ています。この二ヶ所はハイシーズンに繰り返し濃い雪雲が発生するラインとして記憶に強く残っています。これら二つに共通するものがあるとしたら、それは延長線上に半島があること、そしてその半島の後に富山湾や石狩湾といった内海的な地形?が再び現われるということでしょうか。もしかして、一度陸地に当たった寒気が再び海水面を通過することで降雪しやすくなるプロセスがあるのかもしれないと考えてみました。またそれは富山湾や石狩湾の豊かな海産資源とも、ひょっとしたら結びついているのかもしれませんね。つい先日も富山湾と後ろに控える北アルプスの関係を特集したNHKの番組で、自然の途方も無いメカニズムに感嘆したばかりなので、、、。なんだか自然っていろいろな側面が偶然にも合わさって作り出されている気がするんですね。降雪というのはその自然の一つの側面ではあるけれど、全体ではないし、そこに暮らす人間もある一部分は恩恵として享受はしているのだけれど、またある部分は忌み嫌っていたりして、その全てを理解しているわけではない、、、改めてそんな気持ちになる番組でした。
http://www.nhk.or.jp/toyama/bangumi/tokuban/180311nhkspecial.htm
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