この前の北海道ツアーには新しい板を投入してみました。<egf>亡き後、牛山基樹氏が陣頭指揮を執って開発した新しいコンセプトのケツ割れボード。来季の正式発売に先駆けて<今季10本のみデリバリー>という甘い?言葉にまんまと乗せられ(笑)、ネットから申し込んで板が届いたのが三月末。その時期相当忙しかったコトもあり、暫くは箱入り娘のまま放置プレイだったのですが、北海道行きが決まったので、ついに堪忍袋の緒を切った、じゃ無かった封印を解いたワケです。検品してみると思ったほど<雁太>ではなく、egf譲り?の割れケツと相まってトータルはさほど過激ではないシルエット。サイドウォールに埋め込まれた新素材?のバンブー(竹)は素材感を生かしたクリヤー塗装でコダワリを感じる仕上げ。ただ塗装全般としては完成度が高いとはいえず、ところどころダマが出来ていたりムラがあったり、、、特にegfを髣髴とさせるグロッター仕上げは単にラメを散らしただけで、しかも輪郭に近いあたりはラメもムラムラとなり<高級感>には程遠い感じ。そこいらへん、来季モデルでの更なる改良を期待したい。さて肝心の滑走能力のほうですが、いかんせん今回の雪質の多くが<板ツカミ>系だったので、結果としてはポテンシャルの半分も引き出せたかどうか?といった結果になってしまいました。とはいえ、取り回しがよくターン後半で力強く加速するミッドフレックスのキャンバー性能の高さはegf譲り(*註:キビキビとしながらメローなレスポンスで、egfでいえば二つあったフレックスの中間あたりか?)というか、ゲレンデで十分な満足を得られる性能とみました。パウダー性能の方は次回、とゆーか来季、、、?(笑)
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