SNOW＊MOUSE

梅雨前線

季節は確実に動いている。14日21時発表の全国概況に拠れば、

梅雨前線が日本の南岸まで北上し、１５日は前線上に低気圧が発生して東へ進みます。低気圧の移動に伴い九州は午後から晴れる所がありますが、四国や中国は雲が多く近畿・東海地方は朝のうちか昼前から、関東・甲信地方は昼前後から雨でしょう。北陸も夕方から雨の所がありそうです。東北の太平洋側も雲が多く夜は雨の所があるでしょう。東北の日本海側や北海道は晴れるでしょう 。

優秀な＜Widget＞

＜さいあん＞さんのWEBサイトに、素敵なWeatherBoardが公開されているのを発見。＜Widget＞と呼ばれるこの小さなプログラムは、気象庁からデータを取得し、デスクトップに常駐して最新気象データを表示してくれる小さな気象台なのだ。もちろん日本国内である限り、地域を細かく設定でき、サイズやデザイン（コレがまたイカシている）の他、週間予報か三日間予報かも選択できる。表示されるデータも＜最高・最低気温、湿度、天気傾向＞の他、＜風、波＞データも表示できるらしい。そんな＜小さな巨人＞であるにも拘わらず、このプログラムは無償で公開されている。さっそくダウンロードとは思ったのだが、実はコレMac用のプログラムだったのである。（しかもOS10.4"Tiger"以降に対応）　とはいえ、これだけ素敵な＜遊び道具＞、Win機で使えないのは残念至極である。この際、PowerbookG3で停止中のMac歴に、そろそろ終止符を打っても良いかな？などと邪まな考えがアタマをかすめる今日この頃、、、（笑）

□＜Widget：空模様＞詳細ページ

季節外れ

久々の更新。といっても雪ネタがあるわけでもないので、季節はずれの台風の話題でも、、、。強い台風4号＜NESAT＞は、時速10kmというゆっくりとしたスピードで太平洋を北上中だ。今後は次第に偏西風の影響を受けて東よりに進路を変えると思われ、関東直撃の可能性は薄れてきたが、海上ではシケの状態が暫らくは続くので十分な注意が必要である。

お茶濁し

久々の出社につき、雪山ネタがないにも拘わらず強引に更新してみた。世の中は、まさにゴールデンウィークの真っ只中。友人達は北の大地や後立山に散った後だ。去年の今頃は道志方面でキャンプ、一昨年は何をしてたっけなあ、、、今年は残念ながら一日も休めそうにない。それどころか次の仕事が追い付いてきてしまい、GW明けはバタバタになりそうな気配。どうやらこの勢いでは今季の滑走記録もこれ以上は増えそうにもない。今季納板と宣言したいところだが、心情的にはそうもいかないので、BLOGの方では去年までの記録をほじくりかえすことで御茶濁し。写真は、一昨年の春に行った芝倉沢滑走後の小休止。メンバーは、wish、tenjin氏、inter-T氏の三人。撮影はtenjin氏。 山行記録がデジタル化される前だったので写真はリアルに継ぎ接ぎしてある。ちなみに近況はもう一つのBLOGで確認できるので、そちらもよろしければ、、、。

□去年までの写真アルバム／PhotoHighway Japan

4月17日全通

今季は４月に入っても本州日本海側で降雪したりと、ある意味落ち着かないのだが、コチラの方は着々と準備が進んでいるようである。4月10日に信濃大町～室堂間と電鉄富山～弥陀ヶ原間が部分開通し、4月17日に全線開通（信濃大町～電鉄富山間）の予定。黒部峡谷鉄道の方は、4月20日に宇奈月駅から１２キロ地点の猫又まで部分開通し5月1日に全線開通する予定。注意したいのは、立山黒部アルペンルートでは4月10日から16日までの期間は＜スキー・スノーボード・キャンプを目的とした入山＞を禁止としているという点。我々が恩恵に与れるのは公式には17日以降ということになる。毎年、春秋にお世話になる＜立山高原バスの車窓から＞さんのHPには日々除雪の進む富山側の風景が美しい写真で紹介されている。また、この機会に＜黒部ダム＞という未曾有の建造物を作り上げた人間達の記録を、是非とも黒部ダムのオフィシャルサイトから動画で見ていって欲しい。

□立山黒部アルペンルート除雪進む （KNB／動画ニュース）
□黒部峡谷鉄道の除雪急ピッチ （KNB／動画ニュース）

西武グループの再建策

西武グループ経営改革委員会が、西武鉄道グループの再生案として、売却や撤退の検討が必要なグループ施設の全容を２８日、発表した。対象となったのは、国内外のホテルやリゾート施設、社屋、社員寮など８５施設で、幕張、横浜の両プリンスホテルや４月に開業する東京プリンスホテルパークタワーも含まれる。全体の評価額は約１９８５億円。今後、再編後の新会社「新西武鉄道」の経営陣が独自査定などを行い、今後三年以内をメドに売却するものと思われる。新潟県内では、湯沢中里スキー場、土樽スキー場、小千谷山本山高原スキー場、燕温泉スキー場の４スキー場。東北では秋田県の阿仁・森吉スキー場、千畑スキー場、岩手県では県内随一の規模を誇る雫石スキー場も処分の対象に含まれている。発表になった全施設のリストに関してはコチラから。その中から、とりあえずスキー場のみを抜粋してみると、、、。

　【北海道】
　　・北広島ファミリースキー場
　　・糠平温泉スキー場
　　・深川スキー場
　　・津別スキー場
　【東北】
　　・雫石スキー場
　　・千畑スキー場
　　・阿仁スキー場
　　・森吉スキー場
　【甲信越】
　　・中里スキー場
　　・土樽スキー場
　　・山本山高原スキー場
　　・燕温泉スキー場
　　・ごりん高原スキー場
　【関東】
　　・表万座スキー場
　　・菖蒲ケ浜スキー場
　【関西】
　　・伊吹山スキー場
　【海外】
　　・アリエスカ・リゾート

＜雷と降ひょうに関する全般気象情報＞

当初の予想と徐々に違ってきてはいるが、上空の寒気・南岸近海低気圧が呼応して西日本を中心に今夜から明日にかけて大気の不安定な状態となり、落雷、突風、降ひょうのおそれが強まっている。また長野県や東北日本の日本海側を中心に雪マークも目立ってきている。本州のラストパウダーか？と騒ぎたいところではあるが、雨と雪の境界線は微妙であり、まとまった降雨ともなれば雪解けが進む以上に＜雪崩＞の心配もしなくてはならない。また＜降雪＞となったとしても長く寒気が続くワケではなく、山岳を含めて不安定な状態であることに変わりはない。気象庁からは＜雷と降ひょうに関する全般気象情報＞が第3号まで発令になっている。奇しくも関東地方の昨年の終雪が4月4日だったようで、今年もおそらくは、、、。

西日本の上空約５５００メートル付近には氷点下２７度以下の強い寒気が流れ込み、大気の状態が不安定になってきています。その後、強い寒気は４日午前にかけて東日本の上空に流れ込み、東日本の太平洋側でも大気の状態が不安定になるでしょう。このため、西日本では３日夜遅くにかけて、東日本の太平洋側では４日朝のうちにかけて、落雷、突風、降ひょうのおそれがあります。農作物や農業施設の管理等に注意して下さい。天気が急に変化し、雷を伴って局地的に１時間に２０から３０ミリの強い雨の降るおそれがありますので注意して下さい。

■記事全文

4月1日・神楽BC

＜4月1日はエイプリルフール＞とはよく言ったもので、＜奇跡＞の起こる日としては申し分ない日だったとも云える（笑）　ここ数日、予想天気図とシフトを睨めっこしていたのだが、折り合いの付くのは金曜だけ。そこで会社を強引に夜出社（なんじゃそりゃ？）にして、始発新幹線で神楽スキー場に出陣を掛けた。この日、天気予報では午前中には晴れに変わる予想。今季まったく使う機会の無かった悲しい＜平日シーズンパス＞の出番でもある。越後湯沢から上っていく18号沿いの木々には僅かに降雪の痕跡、、、。果たして上の方に新雪はあるのだろうか？とりあえずロープウェーで上がった＜みつまたスキー場＞の降雪はおよそ10cm。しかし、ゴンドラに乗り継いでも、さほどの追加は見られなかった。それどころか今にも降り出しそうな厚い雲に覆われた空が不安感を募らせてくれるのだ。ゴンドラを降りるとほぼ無人のメインゲレンデ。ぶ厚い雲が支配的な上に妙に肌寒く、とてもこの天気が快晴に変わるようには思えなかった。とりあえず第一高速でゲレンデトップまで上がる。中尾根に雲の隙間から差し込む陽の光が、完璧にリセットされた斜面をゆっくりと移動していくのを見たら、自然と足がスタートポイントへと向かっていた、、、。

ラスト？

この週末は、長く続いた週末寒気の方程式からやや外れ、次の低気圧へのインターバル期間、いわゆる下り坂の天気となりそうだ。そして4/3日曜に本州南岸を通過する低気圧がもたらすであろう冬型は週明けの北日本にラストパウダーを齎してくれるのかどうか？ただそれも一瞬のコトで、その後は確実に一歩一歩、本格的な春の到来を告げる気圧配置となっていく様子。北海道や東北の一部を除けば空から落ちてくる雪に触れられるのも、そろそろラストと思って良いのではないだろうか。

3月25日-27日・苗場スキー場

さて、先週末は金曜アサイチから家族で新潟県・苗場スキー場に移動、二泊三日で雪遊びをしてきた。正月と違うのは日が暮れても東京に帰る必要がないこと（笑）ゲレンデの目の前がホテルなので、時間を気にせずとことん雪遊びが可能なワケである。当初、仕事を半ば放り出してきた関係で一泊の予定しか入れてなかったのだが、どうも仕事に動きがない上に折からの冬型も災い？して、延泊して二泊三日とした。お陰で土曜アサイチには湿り雪とはいえこの時期にはそうそうお目にかかれない底ツキ無しのノントラックパウダーを堪能。親子ともども大満足で三日間遊び倒し、日曜夕方には渋滞知らずでスムースに帰京出来た。宿泊のベースは苗場プリンスH２号館ファミリールームAタイプ。EX入れると４ベッドになるグループ・家族向けの比較的大きな部屋だ。今回は18階、ゲレンデビュー（笑）だった。