SNOW＊MOUSE

Snow Flake

山に行けない日が続くとろくなことにならない。一日中天気予報サイトを徘徊したり、無いネタ探してBLOGをイジイジやってみたりと、せっかく休日出勤してみてもさっぱり仕事に身が入らないからだ。それが低気圧の影響で東京にも雪が、、、なんて状況なら尚更なのだ。ところが、＜雪の結晶＞をたまたま？検索していて発見したこのサイトは、そんな鬱屈した？気持ちを吹き飛ばしてくれる大きな収穫だった。ここでは、誰でも経験したことのある折り紙の＜Snow Flake＞を、WEB上で切り抜いて気軽に楽しむコトが出来る。作った結晶は同じサイトで公開したり、ダウンロードしたり、はたまたスタンプにして買うことも出来る。山に行けない憂さ？を晴らすには申し訳ないほど楽しいサイトだ。　（Going My Wayさん経由で発見）

■Make-a-Flake
　http://snowflakes.lookandfeel.com/

『スキイ場』

去年の冬、時間つぶしに入った越後湯沢駅の待合室で、とても情緒のある写真展示がしてあったのを思い出した。被写体は、主に昭和初期の湯沢の雪景色や、そのころ全通したばかりの上越線を行く機関車（昭和6年の全通当時から電車だった）を撮影したものたち。川端康成が書き溜めた短編を『雪国』の形にまとめ上げ出版したのが昭和12年。まさに小説『雪国』の時代を記録した写真展示でもあった。その中の一枚に、先日家族で訪れたばかりの＜布場スキー場＞の盛況ぶりを記録した一枚の写真があった。まだリフトもなく、スキーは木製の一枚板。留め具も革紐だった頃。（もちろん今を先取りするヒールフリー、、、。）　小説『雪国』の中では＜スキイ場＞として登場する、あのスキー場である。ゲレンデの斜度やレイアウト、はたまた食堂の並びまで今と殆ど変わらないのに驚く。決定的に違うのは、通りの向こうが見渡す限りの雪野原だということだ。

闇ワッペン？

年末の和田小屋で一緒だった人が、偶然にも一年前も和田小屋でご一緒した人だった。その後、彼はレースの世界からドップリとBCの世界に嵌まり込み、今季は２台のVGを購入するほどの入れ込みようなのだとか。共通する友人も増えていたので住所交換などして大晦日に別れた、、、というところまでは年末のエントリーで触れていたかも。その後、彼の人から封書が届いた。中には簡単な自己紹介と共に＜VG＞のアイロン式ワッペンが、、、。話によれば、VGを開発した秋庭氏本人から許可を頂いて制作したという、云わば公認＜闇＞ワッペンなのだという。さーて、何処に貼ろうか、、、？（笑）

パーフェクトな日没

この日この山は、日没まで一点の雲も無いパーフェクトな一日だったのかもしれない。たかがライブカメラなのに、この幽玄な佇まいは何なのだろう、、、。僅かな残照だけで照らし出された神秘的な姿にパソコンを前にして半ば言葉を失ってしまった、、、。

■旭岳ロープウェーHP
　http://www.asahidakeropeway.com/index2.html

週末の南岸低気圧

さてさて、昨日アナウンスした南岸低気圧がそろそろ秒読み段階に入ってきたようだ。前二回の南岸低気圧とは違って関東の東海上をゆっくりと北上すると予想され、仙台あたりに大量の降雪があるパターンになりそうだ。関東も内陸部は降雪することになりそうだが、会社のある六本木では微妙な感じ。IMOCの＜6時間毎降雪量予想＞で見ると、15日の夕方以降、主に太平洋側と脊梁山脈沿いに強い降雪が描き込まれているのが分かる。低気圧通過後、一旦は天気が回復するものの、その後激しい風雪に見舞われることを承知しておきたい。

事故・遭難多発？

友人との定期的連絡で、この一週間ほどの豪雪に伴う山岳或いはスキー場での事故が多かったとの報告を聞いた。調べてみた範囲でもざっとこれだけのニュースが、、、。

　＊杓子岳・山岳部３人行方不明　（毎日新聞）
　＊雪崩で女性不明／南アルプス　（産経新聞）
　＊スノーボードの大阪の男性が死亡／草津国際スキー場　（毎日新聞）
　＊前武尊山の遭難男性保護　（中日新聞）
　＊白根山で遭難、一夜明け、無事に救出　（下野新聞）
　＊日帰り登山で戻らず、滋賀・比良山系で男女３人救出　（読売新聞）

豪雪？

昨年末の湾岸低気圧二連発以来、繰り返された激しい降雪。年末年始を始め、明けた連休にもしっかりと雪を降らせてくれたお陰で、全国的に熱狂の叫び声が聞こえてくるかのような、この二週間だった。やっとこさ北陸方面が中休みに入ってくれたので、ここまでの経過を振り返ってみた。すると、驚くべき結果に、、、。アメダス＜湯沢＞で調べてみると、この時期（1/12現在）の＜累計降雪深＞で5年平均を上回ったばかりか、＜積雪深＞では、あの大豪雪だった昭和58年に並んでしまっているのだ。まだ1月の上旬という段階ではなんとも評価し辛いところだが、このまま行けば、記録的な＜豪雪＞のシーズンになる可能性が高くなってきた。今週末15日は再び南岸低気圧通過の可能性が高く、山岳活動を予定している方には十分な注意を呼び掛けたい。

■雪センター／雪情報マップ
　http://www.yukicenter.or.jp/snow1_4.htm

粉雪で遊び呆ける

３連休にイイ雪がガッツリと降り続いているのに仕事を続けるのは余りにも体に毒ということで、昨日は急遽思い立ち、ガキ二匹を連れて新幹線で越後湯沢まで＜日帰り雪遊び＞に行ってきた。滑走具を持って行くかどうかは直前まで悩んだ（笑）のだが、妙な色気を出すと不協和音の原因になるのと、いざ次男（4歳）がオンブだの肩車だのになった時に身動き取れないので、キッパリと？切り捨てた。まずは東京駅まで車で行き八重洲地下に駐車。板の代わりに詰め込んだ子供用ソリが、バッグに収まり切らないまま半ばハミ出していて、とても＜身軽な日帰り旅＞とは云い難い。それでも新幹線ホームで駅弁と温かいお茶を買い込み、思いの他空いていた二階建て＜MAXたにがわ＞のシートを対面にして落ち着けばイッパシの旅人風情である。上越国境の長いトンネルを抜けると小説のままの雪景色。しかも無風で降り積もったとみえて、電線の雪でさえ15cm以上あるパーフェクトなコンディション。さぞかし上のほうは、、、と想像するのだが今回はガマン、ガマン。この日の目的地は、湯沢で最も古く尚且つ最も駅に近く最も空いていて、最もファミリー向けと云われる＜布場スキー場＞、、、というか先日もその上にあるスキー場でお世話になったばかりだ（笑）　いつもなら温泉街を歩いて行くところだが、子連れでもあり15分間隔で近隣のスキー場を繋いで走る無料シャトルバスに乗り込む。わずか500mほどの距離なのだが、主だったホテル・旅館から次々と板を抱えた人達が乗り込んでくるので、果たして目的地で下ろして貰えるのか？と不安になった。さすがは3連休の中日、侮り難し、、、。数組のファミリー客にも助けられ、かろうじてこの日の目的地＜湯沢高原ロープウェー＞に無事降り立つことが出来たのであった。

雪センター

今日の9：00を基点に過去24時間で降り積もった雪を調べてみた。そんな時、いつもお世話になるのは＜雪センター＞という素っ気無い名前ながら実に縦横無尽に活動している社団法人のHP。国土の約６割が積雪・寒冷地域であり、そこに全人口の約４分の１の人々が生活を営んでいる世界有数の＜雪国＞である日本の、雪に関する情報をやりとりし、雪を克服し（克雪）、雪を利用し（利雪）、雪に親しんでいく（親雪）ための総合的研究を行っている。ある意味、日本固有の民族的な活動を行っている団体ともいえるだろう。ここから入手出来る情報は多種にわたり、単なる？粉バカの我々にも有益な情報が数多く含まれている。

■全国の主な降雪量（1/8、9：00AMの前24H降雪量）
　　・倶知安（33ｃｍ）
　　・酸ヶ湯（45ｃｍ）
　　・弘前（40ｃｍ）
　　・藤原（36ｃｍ）
　　・野沢温泉（32ｃｍ）
　　・津南（34ｃｍ）
　　・関山（27ｃｍ）

1月5日・かぐら+αスキー場

遅れてしまったが、先日の出陣記録を公式に付けておきたい。この日の出陣は家庭には未報告の衝動的犯行だったので、記録には残し辛い雰囲気もあり、またこの日は＜登り＞が目的だったので明らかに敗退の記録というのもあり、、、。とはいえ、それらを包み隠さず書いていくのがこのBLOGの目的でもあるので、若干のボカシは入れるにしろ、基本的には律儀に記録を積み重ねていきたい。さて、重複はするが、この日はアサイチ新幹線に乗り、いつものように越後湯沢に降りたった。自宅を出た時にかなりの突風だったのだが、湯沢では幾分収まってきているようにみえた。降雪は未だ休むことなく続いていて、それがまたかなりの期待感にもなった。駐車場に着くと年末と比べて明らかに空きが増えている。まっとうな？会社では仕事始めなワケで、空いていて当然といえば当然なのだが、平日パスだけで今季を賄おうという不良会社員にとっては待ちに待った嬉しい傾向だ。みつまたゲレンデへと上がるロープウェーで既にかぐら第一高速が動いていないコトがアナウンスされていたので、無理矢理上に上がることはせずに、みつまたの緩斜面に降り積もった深雪に失速しながらもアサイチノートラックを数本、その後、ゴンドラとの接続リフトを使って比較的短いが斜度のあるランを数本回した後、9時過ぎにかぐらに上がった。